僕が始めてオンタイム形式のエンデューロに参加したのは、2003SUGO2DAYS ENDUROでした(割と遅咲きです)。2日間のツーリングトライアルにも似た形態ですが、それでもこのオンタイムのエンデューロと言うやつは細かい所まで規則があり、今でこそこの規則が体に染み付いておりますが最初はかなり難儀しました。恥ずかしながら「パルクフェルメってなんだ?」から始まりました。 そんな僕にも少々キナ臭い出来事が過去にありました。 2004年。前年に豪雨の被害から復活したヒダカに参加。晩秋の北の大地を舞台に開催されたこの大会は、自分の中では勝手に「いつかはヒダカ!」みたいな憧れを抱いていた大会でした。しかし、その年のヒダカは僕がオンタイムを体験していたSUGO以上に、よりISDEを意識したというかヨーロッパ形態の大会な気がしました(出たこと無いけど)。開催クラスはE1.E2.E3で、タイムコントロール(TC)も数箇所有り設定時間(区間ごとの持ち時間)も何十何分と細かく計算が大変でした。テストをこなし次のTCまで残り時間をチェックしながらまたルートに戻る。 ピット(作業エリア)に戻りヘルパーに給油をして貰いエナジー補給、残り時間をチェックしてチェーン給油、ヘルパーが泥で汚れたゼッケンをブラシで落とそうとした時、背後に人の気配。バインダーを持った大会審査員がジーッとこちらを見ていました。その日の夜にヘルパーから聞いて知ったのですが、彼は違反行為が無いかをチェックしていて「ゼッケンは布かスポンジで清掃」のようなニュアンスでヘルパーが注意を受けたそうです(ヘルパーさんごめんなさい)。ライダー以外の第3者(1台に付き1名のみ)がマシンに触れる事(作業)の出来る範囲が決まっていたねン!でも、この年のヒダカに出た事で更にオンタイム形態のエンデューロにドップリハマってしまいました(翌年のヒダカでは谷地にドップリハマってリタイヤでしたが...orz)。 MFJのエンデューロ競技規則をすべて理解するのは大変ですが、それでもこのオンタイムエンデューロという競技形態に馴染んで来ると、ゲーム性の強さと言うか走りながらまた違う楽しみを見出せた気がします。方々で「オンタイムは分かりづらい」と言う話を聞くことがありますが、文章だけではやはり理解不能な部分も有りもっと手軽に体験できる機会が増えればと思う今日この頃です。
by dr510
| 2008-04-10 16:58
| SOLILOQUY
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