最近思うのですが、オンタイムエンデューロを普及させるのは難しいですよねって事。
僕が初めて参加したSUGO2DEは、なんだかチンプンカンプンな内に大会が終わって いた気がするし、木古内も大会の大きさに圧倒され力を出し切る前に打ちのめされ、 ヒダカに至っては今までのレースに対する構え方その物を覆された気がしました。 2004年 H.T.D.E.ヒダカに参加していきなり最初に思った事。それは「アナウンス」 が少ない事。レース場で良くあるスピーカーからの進行アナウンスは一切なかった 様に記憶している。選手は大会本部前に張り出されるタイムコントロールを見て、 受付車検・パルクフェルメにマシン保管、時間が来たらカードを受け取りパルク フェルメに入場(ここでは整備できません)、ワークエリア入場し、スタートエリアへ。 この一連の流れがアナウンス無く、粛々と進められる。 完走者のみが参加できるファイナルクロステストを設定している大会もあります。 記録されるので、順位を気にしすぎて焦ってエンストや転倒するよりは確実に 走ってタイムロスを減らすなんて作戦も有りなんです。 なかなか文章では 上手く伝える事はできませんが、オンタイム制の大会に参加 するにあたって僕が一番最初にした事は、規則書を何度も何度も読み返した事。 とにかく初めての単語が良く使われている。例えば「車検を終えたマシンはパルク フェルメに保管され一切触れる事が出来ない」パルクフェルメって何?とか、「タイム チェックでは59秒のアライバルアロワンスが与えられる」アライバルアロワンス? 等々数えたら切りが無いです。競技規則・車両規則のあらゆる疑問を経験豊富な 仲間達に教えて貰いながら、理解しマシンの準備をして完璧な状態にして初めて スタートラインに並べるのです。何度か参加して思った事は、今までの耐久周回 レースよりも体力的にちょっと楽で、ゴルフの様なスポーツゲーム感覚で進める 事が出来る所が自分に合っていると思いました。 最初の第一歩がとても大事だと思うのですが、不安を抱えいきなり参加するより 出来ればこのオンタイム制の良さを判る人達が集まって「オンタイム予備校」の様な イベントを企画して、先ずはこのシステムを体験して貰うのが一番手っ取り早いのかと 思う今日この頃です。そして興味が有れば実際に大会に参加するうちにスキルも 上がって行くと思います。
by dr510
| 2011-09-17 10:35
| SOLILOQUY
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